アップルシリコンのMacでWindows 11を使うには「Parallels Desktop for Mac」が必要となってきます。
しかしParallelsを使いMacにWindows 11をインストールしたものの、日本語入力がうまくできなかったという方もいるのではないでしょうか。
原因は、JISキーボードのキー配列の設定にあります。
今回は、ParallelsでMacにWindows 11をインストールし、日本語入力がうまくいかなかった時の設定方法をご紹介したいと思います。
ちなみに、Parallels Desktop for Macには、はじめに14日間の試用期間があります。
ParallelsのWindows 11で、日本語入力がうまくできない時の設定方法
Windows 11の設定を開く
▼Windows 11の「スタートメニューアイコン」をクリックします。

▼「設定」をクリックします。

キー配列の設定をする
▼左のリストの「時刻と言語」をクリックし、右のリストから「言語と地域」をクリックします。

▼「日本語」と書かれた項目の右にある「…」をクリックします。

▼「言語のオプション」をクリックします。

▼右のリストを少し下にスクロールさせ、「キーボード」のリストの中から「レイアウトを変更する」をクリックします。

▼「接続済みキーボードレイアウトを使用する」をクリックします。

▼リストの中から「日本語キーボード(106/109キー)」をクリックします。

▼「今すぐ再起動する」をクリックし、Windows 11を再起動させます。

以上でJISキーボードのキー配列設定が行われ、正しく日本語入力ができるようになりました。
上記の方法で日本語入力は正しく行われるようになったのですが、「英数キー」を押すとMacのように英数が入力されるわけではなく、カタカナや半角カタカナの入力に変わると思います。
Mac使いには英数キーを押した時には、Macの時と同じように英数の入力ができるようになった方が楽だと思います。
英数キーを押した時に英数に切りかえるには、キーボードの設定を変更してあげます。
方法は下記となります。
英数キーのIMEをオフにする
IMEオプションを開く
▼Windows 11のタスクバー右下の文字アイコンを右クリックします。

▼「設定」をクリックします。

英数キーのIMEをオフにする
▼「キーとタッチのカスタマイズ」をクリックします。

▼「キーの割り当て」をオンにし、「無変換キー」をクリックします。

▼「IME-オフ」をクリックします。

以上でMacのキーボードの英数キーを押したときに、英数を入力できるようになりました。
まとめ
ParallelsでMacにWindows 11をインストールした後、日本語入力がうまくいかない原因は、JISキーボードのキー配列の設定にありました。
Windowsの設定でキー配列を変更することで、キーが正しく入力されるようになります。
また、英数キーを押した時にMacの時と同じように英数の入力に切り替えるにも、Windowsの設定を変える必要があります。
上記の方法を参考にして、Parallels上のWindowsの日本語入力が正しくできるようになれば幸いです。
それではみなさん、よいMacライフを!
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